こーにゃーの結婚2年生

知らない土地で暮らし始めました。

【介護】 施設虐待は身近にある

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こんにちは!こーにゃーです。

 

よく、ニュースで介護施設での虐待事件や家族からの虐待がよく取りざたされます。

 

そもそも虐待とは

 福祉業界における虐待とは

・身体的虐待

・精神的虐待

・経済的虐待

性的虐待

・ネグレクト(介護放棄)

 

これら5つがあります。

 

ニュースで取り上げられる虐待は主に身体的虐待です。目に見えやすかったり、外傷が残るからです。

 

しかし、潜在的に多い虐待は精神的虐待やネグレクトなのではないかと思います。

 

どこでも起こりうる危険性

 

 以前の職場に、50代の性格や口の強い女性職員がいました。それまで金融業界にいた方で、介護業界では新人。

プライドが高く、仕事はキチンとやろうとする方でしたが、ペースを乱されるとイライラしてしまう方でした。

 

そもそもお客様を相手にしている時点で、自分のペースなんて無いようなものです。相手のペースに合わせなければいけないのだから。

 

まして認知症の方を相手に、自分のペースを守ろうとする方がおかしいです。

 その方は向いてなかったのだと思います。

 

入居者様に対し、「いい加減にして」、「うるさい」、「もう辞めて」と大声で注意する方でした。

職員は仕事をこなそうと必死ですが、入居者様は怯えていました。

 

家族からクレームが入りましたが、その職員は直りませんでした。

 

とうとう施設がクレームの対象となり、その職員は虐待を行ったとされ退職させられました。

 

その職員は辞める時も、「なんで私が辞めるのよ」と怒ってました。最後まで自分が虐待をしていたことをわかっていなかったのです。

 

私たちが虐待をしてしまうケース

 

その他にも気づかないケースで虐待をしてしまうケースがあります。

例えば、ナースコールが重なってしまうと、どうしても緊急性の高い方から向かいます。

 

これは仕方のないことです。ですが、待たされている側からすると、「どうして早く来てくれないの」となります。

 

職員はその気持ちを受け入れなければいけません。「しょうがないでしょ」、「私だって忙しい」なんて言ってしまう職員がいますが、そんなこと入居者様には関係ありません。

 

入居者様は待たされた挙句、職員に叱責されてしまいます。認知症の方は言われたことを忘れてしまいますが、嫌な感情は忘れません。

 

入居者様は大抵懐が深い方が多いです。多少の嫌なことは水に流します。虐待が表面化しないケースが多いのです。

 

職員は知らず知らずに虐待をしてしまっているのです。

 

また、本人が「水が飲みたい」と言います。職員は、「これ以上飲むと夜中に失禁してしまうから飲ませるのは辞めよう」と思い、飲ませません。

 

その夜、入居者様は高熱を出します。理由は脱水でした。

 

職員は、夜勤者のことを考えて飲ませませんでした。結果的に、ネグレクトと捉えかねられない事態になってしまったのです。

 

虐待は身近にある

 

例えば、入居者様を、「ちゃん」付けで呼ぶ。入居者様は喜ぶかもしれませんが、それを見た家族が、クレームを出すことは十分にあり得ます。

私の母が「ちゃん」付けされてたら嫌です。

 

入居者様の顔を触っている職員を見て「いじめてる」ととらえられる場合もあります。

 

職員の意識の外で、虐待は起こっている可能性があります。

 

老害という言葉を考えたのは誰?

 

介護施設は、虐待と隣り合わせにあると日々感じます。職員は人数が少ない中、入居者様に対応していかなければなりません。

イライラしますし、焦る気持ちはわかります。

 

ですが、それを入居者様に見せてはいけません。

思わぬ形で、虐待と言われてしまう可能性があります。

 

高齢になると、何かと尊重されなくなることが増えてきます。

世間からは何かとマイナスなイメージで捉えられます。

 

ネットでよく見る「老害」というワード。誰が考えた言葉だろう、大嫌いな言葉です。

 

介護者は、何よりも高齢者の尊厳を守らなければいけないと日々感じます。