介護士こーにゃー 嫁はデブ

介護と夫婦の話が多い雑記ブログです

【介護事故】冬の寒い時期はお風呂に注意!!高齢者はお風呂に殺される!?【ヒートショック】

特養介護士のこーにゃーです

 

介護をしていて、特に注意しなければならない介助が二つあります

f:id:kooonyaaa:20180127125438p:plain

一つは服薬介助

飲ませ忘れやうまく飲み込めず床に落とす、最悪は別の入居者様の薬を飲ませるといったことは入居者様の命にかかわります

 

もう一つは入浴介助です

 

よく言われるのですが、「風呂と薬は人を殺す」と何度も注意を受けてきました

 

特にこの時期、注意しないとお風呂は非常に危険です!

 

ヒートショック!入浴のリスクを知っておいて!

寒い季節になると、よくニュースになる「ヒートショック」

聞いたこともある人も多いんじゃないでしょうか?

 

ヒートショックは暖かい場所から寒い場所へ移動する時に、その温度差が身体に大きな負担を与えてしまう症状です

 

特に入浴時は暖かい室内から衣服を脱いで寒くなり、シャワーを浴びてお湯に浸かりまた温まるという一連の流れが心臓への大きな負担となっています

f:id:kooonyaaa:20180127125717p:plain

この環境の変化によって血圧が大きく変動し、血圧の上昇によって脳出血脳梗塞心筋梗塞を誘引します。また、血圧が低下すれば脳貧血などによって転倒したり、意識消失を起こし溺死することもあります。

 

高齢者の死亡者数は年間1万人を超えている!

高齢者は体力の衰えや温度変化に弱く、ヒートショックを起こしやすいです

年間にして1万人を超えているんです!

夏場の熱中症で亡くなる高齢者が数百人ほどなので、以下にリスクが高いかがわかります

f:id:kooonyaaa:20180127125957p:plain

実際、入浴中の死亡事故は9割以上が65歳以上の高齢者というデータが消費者庁からも出ているんですよ!!

 

どんな人がヒートショックになりやすい?

ヒートショックになりやすい人の特徴として、生活習慣病を患っている方は注意が必要です

高血圧、糖尿病、動脈硬化に加え、肥満、睡眠時無呼吸症候群、不正脈等の疾病を抱えている方は特に注意が必要です

f:id:kooonyaaa:20180127130208p:plain

その他にも、熱い風呂が好き、一番風呂が好き、脱衣所に暖房がないといったことも要因に挙げられます

 

女性よりも男性の方がヒートショックになりやすく、女性の方が重度化しやすいというのも特徴です

 

女性の方が皮下脂肪が多いため、体温調節が難しいんですよね

 

入浴時のヒートショックを未然に防ぐ為に

大事なことは、生活空間と浴室の温度差を極力なくすことです

暖房機を設置し、服を脱ぐ前に脱衣所を温めるなどの対策が必要です

 

入浴前にシャワーを出しておき、浴室の空気を温めるのも有効です

壁や床はとても冷たくなっているので、事前に熱いお湯をかけて寒さを感じないようにする配慮も必要です

 

また、食後すぐの入浴は血圧が下がっているため危険です

時間を置き、水を飲んでから入浴するようにしましょう

 

その他にも、かかり湯をしたり半身浴でじっくりと温めたりといった方法も有効です

 

介護施設でも高齢者の入浴時の死亡事故が取り沙汰されることがあります

事前の準備や入居差様の状態を観察しておけば防ぐことができる事故

安全で気持ちの良い入浴ができるよう支援することも、介護職員の務めです