介護士こーにゃー 嫁はデブ

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【介護】入居者様のケアプランを把握していない介護士が多い?そんな職員は介護士失格です。【 ケアプランとは】

特養介護士のこーにゃーです。

 

入居者様の生活上で、何を基準にしていくかという質問をした場合、

“社会常識”だとか、“価値観”とか、そういった答えをする職員が多くいます。

 

介護施設で入居者様の支援の軸となるのは、社会常識だとか、価値観ではありません。個々に作られたケアプランです。

 

介護士の方は入居者様のケアプランをちゃんと把握していますか?

知らないでケアをしているなら、あなたは介護士失格です。

 

そして、ケアプランを把握していない介護士が非常に多いです。

今日はそんなケアプランに関することを書いていきます。

 

 

 ケアプランとは

そもそもケアプランって何?って人の為に説明します。

ケアプランとは介護を受ける入居者様とそのご家族が充実した生活を送れるようにするため、どのように暮らしていくのかを定めた計画書のようなものです。

介護施設では“施設サービス計画”なんて呼ばれたりもします。

 

例えば、「Aさんは身体機能が衰えているが、身の回りのことは自分で行いたい」という想いがあるとします。

 

そのために、

「機能訓練計画を作成し、身体機能を維持していく」

「安全に配慮し、職員の見守りのもと家事手伝いを行ってもらう」

「レクや行事に参加を促し、施設での生活を楽しんでもらう」

 

といったプランを作ります。

これらの計画をもとに機能訓練指導員が機能訓練計画を立てたりしたり、看護師が体調面を把握したり、介護士が本人の暮らしやすい環境づくりに努めていくのです。

 

介護サービスを受ける入居者様にとって、ケアプランは自分の生活を支える大事なものであり、介護士はプランを理解したうえでケアに当たらなければなりません。

 

ケアプランを把握していない職員の行動は、入居者様や他の職員を混乱させる

ケアプランは入居者様や家族にとって生活の軸になるものですが、介護士にとってもケアの軸になる大切なもの。そのため、介護職員は入居者様一人一人のケアプランをしっかり把握しておく必要があります。

 

逆に言えば、ケアプランを把握せずにケアをしている人は周囲を混乱させています。

 

例えば、ある入居者様に施設での役割を持ってもらうために、プラン内容にカーテンの開け閉めを行ってもらうことが含まれています。

しかしある職員は全てのカーテンを自分で開け閉めしてしまいます。

 

入居者様は時間を見てカーテンの管理をしているのですが、ケアプランを理解していない職員の行動が入居者様の施設での役割を奪っています。

 

その職員にとって、「カーテンの開け閉めぐらいで役割なんて」と思っているかもしれません。基本的に施設の中でしか生活ができない状態の入居者様にとって、役割を奪われることがどういう意味を持つのかわかっていません。

 

 

またある職員は、入居者様の生活の世話を過剰にしてしまいます。本人ができることも職員がしてしまいます。入居者様が「できる限り身の回りのことは行いたい」という想いがあるにも関わらず、介護士のお節介でさせてもらえないことがあるのです。

 

介護士は「してあげてる」というように考えているようですが、それは入居者様主体の生活を無視した介護士のエゴです。

 

こういった入居者様の想いや他の介護士とのズレは、ケアプランを把握していないために起こるものです。

 

ケアプランを意識している職員とそうでない職員には明確な差が出る

 

普段からケアプランを意識してケアに当たっている職員と、そうでない職員には明確な差が出ます。

 

例えば記録です。外に散歩に行ったとしても、ケアプランを意識していない職員は

「〇時〇分 散歩に行かれる」

といった淡泊な記録しか書けません。これでは何も伝わってきません。

 

これがケアプランを意識している職員が書くと、

「〇時〇分 施設敷地内の庭を散歩する。咲いている花を見て『綺麗ですねぇ』と笑顔を見せる。また、5分ほど散歩にて身体を動かし『気持ちいいですねやっぱり外は』と話されている。その後ベンチで休憩し、伸びをしたり歌をうたったりして楽しまれている」

 

こんな感じになります。この記録を見ると、この入居者さんは外出したり身体を動かすこと、歌をうたうことが好きだということが分かり、ケアプランを更新する際にプラン内容に組み込むことを検討することが出来ます。

 

このように普段からケアプランを意識している介護士は入居者様の次につながる意味のある記録が書けますが、一方でなにも情報を残せない介護士がいることも事実なのです。

ケアプランを作るのはケアマネージャーではない。介護職員である。

よく、「ケアプランを作るのはケアマネージャーで、介護士は関係ない」と考えている職員が結構います。

 

確かにケアマネージャーはケアプランの作成にかかわる業務を行っています。

しかし、ケアマネージャーは一人で何人もの入居者様のケアプランを受け持っており、入居者様一人一人と接する時間は多くありません。

 

それでは、入居者様と一番多く接しているのは誰でしょうか。

言うまでもありません。介護士です。

 

入居者様を一番近くで、一番長い時間をかけて関わっている介護士は、入居者様の情報を一番多く持っています。

普段関わっていく中で何が好きなのか、どういった暮らしがしたいのか、面会に来る家族はどう思っているのかを知っているはずなのです。

 

また現場の情報を必要に応じて機能訓練士や看護師に報告しており、情報の共有も行われています。

そういった他職種との連携を通じて本人の望む暮らしを提供できるよう努めていくのが介護士の本来の仕事です。

 

ケアプランの内容は日々の関わりの積み重ねで作られます。現場で見ている介護士の情報が大きく反映されます。介護士一人一人がケアプランの作成に携わっているという意識を持つことが大事なのです。

 

まとめ ケアプランは入居者様の人生

残された人生を介護施設で暮らすことになった入居者様にとって、ケアプランは今後の人生を決めるものです。

ケアプランは本人の想い、家族の想い、そして今置かれている本人の現状を踏まえて作られており、決して軽視されていいものではありません。

 

看護師、機能訓練士、生活相談員、そして介護士。全員がケアプランを軸に入居者様のケアにあたっています。一人だけ知らないでいいなんてことはありえないんです。

 

それでも、ケアプランを知らない介護士が非常に多いんです。

もしこの記事を読んだ介護に携わる職員さんがいて、ケアプランを知らないのであれば、すぐに入居者様の台帳を確認してください。そこに書かれています。

 

そして、ケアプランに基づいたケアや記録を行い、入居者様の生活を支援してください。

 

 

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