介護士こーにゃー 嫁はデブ

仙台に移住して子供が産まれました

男の育児休暇を取得した前例がない会社で育児休暇を取得するに至った流れと注意点│上司や同僚への報告のタイミングは?【介護士】

妻が妊娠35週目に入りました。こーにゃーです。

 特別養護老人ホーム介護士をしています。

 

2011年に流行語となったイクメンという言葉は、現在日常的によく使われる単語になりました。また、政府の働き方改革の推進によって、男性の育児休暇を取得させる流れが徐々に出来ております。

 

しかし、現実はほとんどの男性が育児休暇を取得することが出来ていません。

2016年の男性の育児休暇の取得率は3%程度となっています。

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出典:厚生労働省「平成28年度雇用均等基本調査」

そんな中、私は介護士という勤務が不規則な業界で1ヶ月の育児休暇を取得することが正式に決まりました。

本日は私が育児休暇を取得するに至った流れや気を付けたことについてまとめていきたいと思います。

 

ちなみに、男性の育児休暇についてまとめた記事があるのでこちらもどうぞ。

 

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設立30年の会社の歴史の中で、男性職員が育児休暇を取得した前例は一度もなかった

世間の風潮として男性が育児に積極的に関わるようになったのがつい最近のことだと思います。私の会社も例にもれず、これまで男性が育児休暇を取得した前例がありませんでした。

 

そもそも介護は女性職員が圧倒的に多く、離職率も高い特殊な業界。

慢性的な人手不足もあり取ろうと考える男性はいないのです。

 

仮に取得したことを考えるとシフトに穴が空いてしまうので迷惑をかけたくないと思うのは自然のことだと思います。

 

そもそも介護業界で男性職員が育休を取った話を聞いたことがない

残念ながら職業別の育休取得率のデータは見つけられなかったので私の体験談からの話にはなってしまいます。

 

しかしながら、私が現在就業している介護施設ではこれまで男性職員が育休を取得した前例はありません。また、私が以前就業していた2施設でも男性職員で育休取得をした方はいません。

 

その理由として、

・職場の理解がない

・人手不足

・賃金の不安

といった他の業界でもよくある理由が挙げられると思いますが、特に人手不足は深刻な状態なので取得できる状況ではないのです。

 

男性が育児休暇を取得する環境はまだまだ整っていませんが、特に介護業界は難しいのではないかと思います。

 

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もし転職前の介護施設で育休を取得しようと思ったら、「男はとるものじゃないよ」なんて言われていたでしょう。間違いなく。

どうしても育児休暇を取得したかったので、まずは会社の規則を確認

妻の妊娠が判明した時に、育児休暇を取得したいと思いましたし、妻にもその希望がありました。

 

しかし会社で取得した男性は過去一人もいない。人手もいなく取りづらい。

半分諦めていましたが、どうしても取得したかったのでまずは会社の業務規則を確認しました。

 

規則には育児休暇についての規則が載っており、そこに男女の差はありませんでした。

まぁ、育児休業は男性にも取得の権利があるので、当たり前ですよね。

 

そもそも育児休暇は介護休業法で定められているので、就業規則になくても取得は可能ではあります。ただやっぱり、会社の規則で定められていない場合はやはり取得が難しそうな印象を受けますよね。

 

直属の上司に相談

就業規則を確認した後、信頼できる直属の上司にのみ妻が妊娠したことを報告しました。

この時に併せて、育児休暇を取得できるかどうか、上司に相談しました。

 

 

1ヶ月育休を取りたいと考えています・・・

 

 

お互いの両親が近くにおらず、地元から離れた場所で暮らす私たちの環境を伝えながら恐る恐る聞いた私。結構緊張しました。

 

上司「これからこーにゃー君みたいな人が増えてくるんだろうね」

上司「今まで取った人はいないけど、こーにゃー君が取ってくれたら、次の人も取りやすいよね。会社にとっても実績が出来てプラスになるよ」

上司「こーにゃー君に育休を取らせるのは私のノルマにするから、こーにゃー君は今まで通り仕事頑張ってね」

 

 

おぅ・・神よ・・・

 

 

 

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はい。私は上司に恵まれました。ちなみに、1ヵ月という期間は妻と話し合って決めた期間です。給料面や会社側のことも考慮しつつ決めた期間です。

 

育休の話はこの上司とのみ話を進め、安易に他の職員には話しませんでした。

 

育休は権利。だけど権利を主張してはいけない

育児休暇は申請すれば、会社は拒否をすることはできません。

ですが、権利を主張してしまうと会社と自分の関係が悪くなりますし、育休明けで関係が悪い状態では家庭の生活にも響くと考えます。

 

私の希望した1ヶ月という期間も、職場のことと妻のことを考えたギリギリのラインでありました。これ以上は職場に負担がかかりすぎてしまう気持ちがありました。双方が円満に話し合いを進める事は今後の関係性も考慮して非常に重要なことだと思います。

 

本音は1年取得したかったですけど、所属する組織の一員であることも忘れてはいけないですよね。

 

私自身も前例のない会社で前例を作るということは会社にとっても大きなことです。私の後に続く男性が育休を取りやすいようにするのも私の使命だと思っていました。

出産2ヶ月前に同僚へ報告

妻の妊娠を同僚に報告したのは安定期に入った5ヶ月ごろ。

ですがこの時に育休を取得することは言いませんでした。

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ここで伝えなかったのも上司と相談していたこと。

早めに伝えてしまうと噂が独り歩きしてしまったり、よく思わない人が出てきてしまう可能性があることが考えられる為、まだ早いという判断でした。

 

同僚に伝えたのは出産予定日の2ヶ月前でした。業務の引継ぎを考えるとちょうどいいタイミングだったと思います。

 

女性が多い職場、子育てしながら働く方も多く「奥さん喜ぶね」「現場は任せなさい」等々、特に批判されることはありませんでしたが、これも周りに恵まれているのだと感じます。

 

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周囲の配慮もあり、無事に育児休暇をとれることになりました。  

 

 

仕事も生活の一部。生活の基盤は家庭である

高度経済成長時代の日本には、「男は仕事中心、家庭は女の仕事」という考えがあったでしょうし、それは時代の中でお互いに強いられてきた部分もあると思うんです。

 

ですが、その考えが時代とともに廃れていく中で「イクメン」という言葉が注目を浴び始めます。

 

ですが、イクメンというのも時代によって作られたものではないでしょうか。私は「イクメン」になりたいのではなく、「父親」になりたいです。

 

今回の記事で、職場への配慮も必要である事を述べましたが、何と言っても生活の基盤は家庭ですし、家庭を蔑ろにして仕事を続けるのは間違っていると思います。

 

私のようにこれまで男性が育児休暇を取得した前例がない会社で努めている方も、職場のフロントランナーになるつもりで踏み出してもらいたいなぁと思います。

 

まとめ

「パタハラ」という単語があるように、まだまだ日本社会は男性の育児参加に対する障壁が多い様に感じます。

 

「パタハラ」とは、パタニティー・ハラスメントの略。パタニティー(Paternity)は英語で“父性”を意味し、男性が育児参加を通じて自らの父性を発揮する権利や機会を、職場の上司や同僚などが侵害する言動におよぶことを、パタニティー・ハラスメントと呼びます。女性社員の妊娠・出産が業務に支障をきたすとして退職を促すなどの嫌がらせをすることを指すマタハラ(マタニティー・ハラスメント)に対して、パタハラは男性社員が育児休業をとったり、育児支援目的の短時間勤務やフレックス勤務を活用したりすることへの妨害、ハラスメント行為を指します。

 引用元:コトバンク

 

一方で、子育てに積極的に関わりたい父親がいるのも事実ですし、そういった社会が日本にとっても良いものになるのは確信しています。

 

男性が育児休暇を当たり前にとれる社会が来て欲しいと思います。

 

 

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